ひさびさにおもしろい本だったので書きます。
和田竜さん「のぼうの城」
主人公「のぼう様」こと成田長親は
「なにもできないでくのぼう」「でも農民からの人気があった」と
言われているようですが、そんな枠には収まらない、とんだ食わせ者。
知り合いの中にも、こういう人ってひとりはいるよね。
周りが「あいつをどうにかしてやらんと。」って思って、動いちゃう、そんな人。
でも独特の運気を持っていて、ここぞっていうときにすごい行動力を発揮する人。
久々に、なべさん(てけてん)のことを思い出しました・・・!(^^)
元気かなあ。。。
ひとりひとりのキャラクターが立っていて、
何より、登場人物の会話がおもしろく、あっという間に読んでしまいました・・・
歴史もの独特の「難さ」が一切ないので、こんな私でも楽しめた(^^)
を描いたという、表紙もすごくいいなあと思います。
独特な味があって、印象強いイラストですよね。
(イラストは、オノ・ナツメさん)